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アナログゲームに興味がある人におすすめの漫画 「放課後さいころ倶楽部」

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アナログゲームに興味がある人におすすめの漫画 「放課後さいころ倶楽部」

何年か前からアナログゲームに興味があり面白そうなものを買い集めては、家族とか身近な友人たちとたまに遊んでいました。
昨年に地方に移住してからはひとり身になったこともあり、アナログゲームはずっと棚にしまいっぱなしでした。
そんな時、たまたま近くの方から市内のボードゲーム同好会のお誘いを受け、9月から月1回の会に参加しています。
みんながそれぞれに持ち寄ったボードゲームやカードゲームをワイワイ言いながら選んでプレイするのですが、初めて見たり知っていたけどやったことのないゲームもあったりして、人の輪が広がると同時に、ゲームの知識が広がっていくのが楽しくて毎回参加しています。

新しくボードゲームを購入するときは、高円寺にあるボードゲーム専門店「すごろくや」さんのホームページとか、ボードゲーム好きの方のブログなどを参考にさせてもらうことが多いのですが、漫画の中にもアナログゲームを扱ったものがあり、それを見て買うこともあります。
それが、今回ご紹介する「放課後さいころ倶楽部」です。
小学館のゲッサンに連載中の「放課後さいころ倶楽部」は、京都の高校を舞台にアヤ、ミキ、ミドリの3人を中心に話が進んでいきます。
アヤはアフリカ生まれで天真爛漫な性格。
ミキは引っ込み思案でコミュニケーションが苦手。
ミドリは優等生の委員長ですが、実は「さいころ倶楽部」というボードゲーム屋さんでアルバイトをしています。
この3人が日常のいろいろな出来事の中でボードゲームをプレイしていくのですが、毎号ほぼ1話完結形式で最低1つのゲームが登場します。
この漫画を読んで「面白そう」と思って購入したものを1つ紹介したいと思います。

ドイツの有名なゲーム作家、アレックス・ランドルフが手掛けた、「ハゲタカのえじき」です。
2~6人用のこのゲームは、「-5点」から「+10点」までのハゲタカカードを獲得することを目指し、最終的に多く数字を集めたプレイヤーが勝利となります。
まず、ランダムに選ばれた1枚のハゲタカカードを獲得するために、手札(1~15)の中から1枚選び、場に出します。
一番大きい数字(ハゲタカカードがマイナスの数字の場合は一番小さい数字)を出したプレイヤーがハゲタカカードを獲得するのですが、ここで、このゲームの一番の特徴である「一番大きい(小さい)数字を出したプレイヤーが2人以上いると、そのカードは無効になる」というルールが重要になってきます。
下の写真を見てください。

この中で一番大きい数字は「14」ですが、2人がかぶっています。
この場合、ハゲタカカードはその次に大きい「12」を出したプレイヤーが獲得します。
一度使ったカードは二度と使えないので、「14」を出したプレイヤーにとってはかなり痛手となります。
ハゲタカカードの数字が大きいほど、「15を出しても獲得したい」「いやいや、もしかぶったら15を失うのは痛い」とジレンマに陥ることになります。
ルールは非常にシンプルですが、相手の思考の読み合いが非常に面白いゲームです。
ものの2分でルールを説明することができるので、飲み会の2次会とかちょっとした時間の隙間でもすぐに楽しめます。

ほかにも「ニムト」とか「ごきぶりポーカー」とか「ドブル」とか、持っておくとすぐに楽しめるゲームがたくさん紹介してありますので、アナログゲームに興味のある方はぜひ読んでみてくださいね。
単行本は8巻まででています(2017年2月現在)。

出典)「放課後さいころ俱楽部」中道裕大/小学館