SUGARHOUSE

絵本、漫画、アナログゲームの紹介など日々のことを気ままに書いています。

友達がいるってうれしいね 「ともだちくるかな」

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オオカミとキツネの友情物語、「おれたち、ともだち!」シリーズの第2弾です。

オオカミは朝からご機嫌で部屋の掃除をしています。
今日は誰かさんがきっとやってくる日。
ところが、昼になっても、夕方になっても、夜になっても待っていた誰かさんは来ません。
「ばっきゃろー。なにもかもわすれてやる。」
そう言って、オオカミは眠りにつきました。
あくる朝、目が覚めると…

この「おれたち、ともだち!」シリーズが大好きで、小学校ではよく読み聞かせをしていました。
内田麟太郎さんの文章の読みやすさとか、降矢ななさんの細かいところまでカラフルに描かれた絵とかいろいろ読み聞かせ向きなところはあるのですが、なによりオオカミとキツネのキャラクターがすごく素直でわかりやすいんですね。
『うれしい』時には歌って全身で喜びを表現するし、『悲しい』時には、大粒の涙を流して泣きます。
そうしたところが、保育園の年長さんから小学校低学年の子どもたちに分かりやすく共感しやすいんだと思います。
そして、喧嘩をしても気持ちがすれ違っても、最後には相手にちゃんと気持ちを伝え合って仲直りします。
年長さんから小学生低学年くらいの子どもたちって、まだまだ自分中心で自分の意にそぐわないと怒り、それがもとで喧嘩になることが多いですよね。
そうした喧嘩や仲直りを繰り返しながら、自分がそうであるように相手もまた自分の思いを持っていることに気づき、友達との付き合い方を学んでいくのだと思います。
でも、それだけじゃなく、普段からこうした絵本を読み聞かせすることで「友達がいるっていいな」「友達と仲良くしたいな」って思える気持ちを育んでいくことも大事なのではないでしょうか。

この「おれたち、ともだち!」シリーズは2016年に発売された「いつだってともだち」まで12冊出ています。
一度、親子や教室で一緒に読んでみてはいかがでしょうか。