SUGARHOUSE

絵本、漫画、アナログゲームの紹介や教育、田舎暮らしなど日々のことを気ままに書いています。

命について考えるきっかけに 「葉っぱのフレディ」

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「葉っぱのフレディ」は何年か前に話題になりましたが、命と死についていろいろ考えさせられる絵本です。

書いたのは教育学者のレオ・ブスカーリア博士(絵本では、バスカーリアとなっていますので読み聞かせではそう発音しています)。
ブスカーリア博士は、南カリフォルニア大学で教鞭をとっていた時に、教え子の自殺という事件を機に命の教育について考えるようになったそうです。

命について書かれた絵本はたくさんありますが、この絵本はフレディとダニエルの会話を通して子どもでも分かりやすい文章で書かれています。
この絵本におけるフレディは読者、ダニエルはレオ・ブスカーリア博士を表していると思います。
「ぼく 死ぬのが怖いよ。」「ぼくは生まれてきてよかったのだろうか。」だれもが考える疑問を口にするフレディに対して、ダニエルは優しく語りかけます。
『死ぬということは、変わることの一つ』『死ぬけれども、いのちは永遠に生き続ける』
身近な死に直面した人にとっては一つの救いになるのではないかと思います。
ただ、心理的に不安の抱えた感受性の強い子どもたちに「死=怖くない」と伝えることの怖さも感じます。
この絵本の答えがすべてではなく、命と死を考える一つのきっかけとして親子で読んでみてはいかがでしょうか。