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絵本、漫画、アナログゲームの紹介や教育、田舎暮らしなど日々のことを気ままに書いています。

早く寝ないとおばけがやってくる 「ねないこだれだ」

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早く寝ないとおばけがやってくる 「ねないこだれだ」

昨日、節分会で鬼を演じた時に泣いている子どもたちを見て、ふと秋田の『なまはげ』を思い出しました。
なまはげは年の瀬に鬼面をかぶり大きななたを持った大人が「悪い子はいねがー」「泣ぐ子はいねがー」と言いながら家に入り子を追いかけまわす伝統行事です。
Wikipediaによると、『伝統的なまはげは伝統的民俗行事であるが、東北地方においては幼児に対する教育の手段として理解されている。親は幼児に対し予めなまはげによる強い恐怖体験を記憶させ、そのあと幼児に対し望ましくないとみなされる行為を行った場合、その恐怖体験が再現される可能性を言語的手段によって理解させる』とあります。
つまり、「いい子にしてないとなまはげが来るよ」とか「悪いことしてたらなまはげを呼ぶよ」とか言ってしつけるってことですね。
最近だと、スマホアプリの「鬼から電話」というのがあります。
「言うことを聞かないとき」「お片づけをしないとき」「歯磨きをしないとき」などのシチュエーションに応じてスマホに鬼やおばけから電話がかかってきます。


何年か前には東村アキコさんが「ママはテンパリスト」第4巻のなかで、暴言を吐く息子に「地獄」という絵本を読み聞かせる場面が出てきて、マスコミにも取り上げられて一躍有名になりました。

出典)「ママはテンパリスト」東村アキコ/集英社

この手の絵本の元祖といえば、せなけいこさんの「いやだいやだのえほん」のシリーズですね。
なかでも、「ねないこだれだ」は表紙のおばけのインパクトがすごくて、とても怖かったのを覚えています。「おばけの世界へ連れていかれどうなったんだろう?」と思ったものでした。
短い単語の組み合わせと、濃暗色が多用された貼り絵がより不気味さを漂わせています。
初版が1969年ですから、ほぼ半世紀にわたってベストセラーになっているのはすごいですね。
今回読み聞かせ動画を作ってみましたが、実際に子どもさんに親御さんから読み聞かせをしてあげたほうがより怖さが伝わると思います。ぜひ読んであげてください。
ちなみに、Yahoo!で「ねないこだれだ」を画像検索するとかなり面白いことになります。