SUGARHOUSE

絵本、漫画、アナログゲームの紹介や教育、田舎暮らしなど日々のことを気ままに書いています。

特オタにあるある過ぎて辛い 「トクサツガガガ」

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特オタにあるある過ぎて辛い 「トクサツガガガ」

特撮オタクって知っていますか?
ここで言う特撮とは映画のVFXのことではなく、小さいころ誰もが一度は見たことのある特撮ヒーローのことです。
たいていの人は年齢が上がるとともに卒業する世界なんですが、大人になってもずっと特撮ヒーローに夢中になっている大人のことを、「特撮オタク」略して「特オタ」といいます。
そんな「特オタ」の世界を描いた漫画が、週刊ビッグコミックスピリッツに連載中の漫画、「トクサツガガガ」です。

同僚女子からは女子力が高いと思われているOL、仲村叶(かの)は、実は特撮ヒーローに目がない、女死力たぎる「特オタ」だった。
社会では周りの目を気にして隠れキリシタン状態だが、今日も『獅風怒闘ジュウオウワン』のシシレオーの言葉を胸に日常を前向きに生きている。

こんな感じのストーリーなんですが、実は、私も特撮ヒーロー好きなんです。
小学生の頃からずっと、仮面ライダーや宇宙刑事シリーズを見ていましたし、関西ローカル局のKBS京都では夕方に「ゴレンジャー」「キカイダー」「怪傑ズバット」「冒険ロックバット」「大鉄人17」「快傑ライオン丸」「レインボーマン」などの一昔前のヒーローものがよく再放送されていて、毎日夕方になるとテレビにかじりついていました。
あの「スパイダーマン」も特撮ヒーローものとして東映で制作されていて、そこに登場した「レオパルドン」は戦隊ものにおける巨大ロボットの先駆けだったんですよね。

「ゴルフ中継や甲子園で放送が中止になる」、「途中から登場する追加戦士の話」、「人気俳優の若かりし頃の黒歴史扱い」など、特撮好きには思わずニヤけてしまう、そんなあるあるネタの宝庫の「トクサツガガガ」なんですが、特に私が共感したのがカラオケの話です。

ある日、同僚たちに無理やり誘われて叶はカラオケに参加することになってしまいます。

「特オタ」の叶にとってのカラオケは、一人で好きな特ソンを歌うものであって、こんなリア充たちと一緒に歌う歌を持ち合わせてないんですね。
なんとか壁になりやり過ごそうとするんですが、とうとう追い詰められて歌う羽目になってしまいます。

絶体絶命のピンチですが、ここでエマージェイソンが(脳内に)現れ、どんなピンチでも助かる道をあきらめないことを教えてくれます。

叶は『エマージェイソンのテーマ』をリモコンで選択します。
いよいよ、特オタがばれるのか?と思いきや…

1曲目をしのぎ、2曲目からは『エマージェイソンのテーマ』を歌うアーティスト、『KAGE-CHANG』好きという設定で戦い抜きます。
やっとの思いでカラオケを乗り切った叶は、最後に一人カラオケで5時間歌いまくるのでした。

私は今でこそ堂々とアニソンを歌いまくってますが、やっぱり恥ずかしい時代もありました。
その時は、子門真人さんとか串田アキラさんなどの熱血系の歌をチョイスして、大げさにシャウトしたりコブシを効かせたりして「笑いをとりにいってるぜ」みたいな感じで歌っていたのを思い出します。

いかがだったでしょうか?
周りに自分の趣味が言えない、そんな隠れキリシタンのあなたにちょっぴり勇気を与えてくれるかもしれない「トクサツガガガ」。
2017年2月現在、9巻まで発売中です。

出典)「トクサツガガガ」丹羽庭/小学館