SUGARHOUSE

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31年ぶりに蘇った伝説の上杉達也のピッチング 「MIX」

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ゲッサンで連載中の「MIX」は、明青学園を舞台に立花投馬・走一郎(どちらも親が再婚同士の連れ子)の兄弟バッテリーが甲子園を目指す、恋あり笑いありのあだち充先生らしいライトな感じのラブコメ野球漫画です。
その「MIX」で、31年ぶりに「タッチ」の上杉達也のピッチングシーンが登場しました。

「タッチ」は1981年から86年まで週刊少年サンデーで連載されました。
双子の弟・和也の死をきっかけに、幼なじみである朝倉南の「甲子園へ連れてって」という夢をかなえるために上杉達也が甲子園を目指す野球漫画で、単行本の総売り上げは一億部以上という野球漫画史に残る名作です。
ただし、島本和彦先生に言わせれば、

ということらしいです。

「タッチ」といえば、昨年あだち充先生がゲッサン11月号で、「最初から殺すつもりだった」「タイトルの『タッチ』はバトンタッチの『タッチ』だからねぇ。」と発言したことが驚愕の事実としてファンの間で話題になりました。

「MIX」第59話では、みんな出かけて誰もいない家で、立花投馬(立花兄弟のピッチャーのほう)が収納ボックスからふと1本のビデオを見つけます。
ビデオのタイトルは「第68回全国高校野球選手権大会 明青学園優勝決定試合」。
そう、あの明青学園唯一の甲子園優勝を果たした、あの試合のビデオです。

それは、母親が死んで父親と二人きりになった投馬が小さいころからずっと一人で見続けてきたビデオでした。

「タッチ」本編では、地方大会決勝で須見工の新田を三振に打ち取り、見事甲子園への切符を手にすることができましたが、甲子園で投げる場面はなく最終話で達也の部屋に飾られた優勝盾が登場するだけです。
なので、甲子園での達也のピッチングが見られたのは漫画では今回が初めてになります。

「タッチ」の登場人物では、勢南高校のエースだった西村が監督として登場していますが、上杉達也や朝倉南がもしかしたら今後登場することがあるかもしれませんね。
タイトルの「MIX」って、「タッチ」のストーリーを『MIX』させるという意味があるのでは…と勘ぐってしまうのは私の考えすぎでしょうか?
今後の展開が楽しみです。

出典)「MIX」あだち充「アオイホノオ」島本和彦/どちらも小学館